1,2-dimyristoyl-sn-glycero-3-phosphoethanolamine-N-[methoxy(polyethylene glycol)-2000] (ammonium salt)
ポリエチレングリコール(PEG)脂質は、数十年にわたり脂質製剤において選ばれてきたポリマー-脂質結合体です。PEG脂質は、全身循環時間の延長、間接的な標的化能力の媒介、LNPの自己組織化の促進、サイズの制御、保存安定性の向上に使用されます。PEG脂質を含む粒子は、網内系をバイパスする能力を持ち、そのため「ステルスエージェント」と呼ばれます。DMPE脂質アンカーは、2本の飽和C14鎖とエタノールアミンの頭部基を持ちます。
機能には以下が含まれます:
‐全身投与時の半減期の延長
‐保存安定性の向上
‐粒子サイズの小型化